米づくり日記

塩水選

2012-03-02 15:22:00

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今年も早いもので3ヶ月が経ち、塩水選(えんすいせん)の季節となりました。塩水選とはあまり聞き慣れない言葉ですが、名前の通り塩水(海水)を使用して、よりよい種を選んでいく作業のことです。

塩分濃度が高い水の中に種もみを投入すると、中身の詰まっていないものは浮き、詰まっているものは沈むという現象がおこります。

よく、プールで泳ぎ慣れているひとが水面を泳げても、海中に潜ることが難しいのも、この塩分濃度が関係しているからなんですね。​​

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甑島の海から海水を汲んできて、ハウスのなかで塩水選の作業をしました。このように種もみを海水の中に浸します。陸地での米づくりなのに、こんな風に海と関わり合いながら農業に携わっていける生活がとても心地よく感じられます。

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このように、実入りのよくない種籾が浮いてきました。それを、丁寧に何度もすくって、下に沈んだ種もみだけを次の種蒔きに使用します。これが、塩水選という作業です。

最近は、農協などに注文して苗箱を注文する農家さんがほとんどで、わざわざこんな手間のかかることをして稲作をするひとは殆ど見かけなくなってきました。甑島では、まだまだこの作業を行っていることろが多いですが、年々苗を購入されるかたが増えています。​もちろん、どちらが良いということではないのですが、海との関わりを感じる上でも塩水選という作業はとても特別な気がしています。​​

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選抜した種籾を真水に浸し、あとは出芽を待ちます。

さぁ、ハウス内の温度が38℃まで上昇してきました。農業ダイエットをしたい方がおりましたら、甑島の島米プロジェクトへおいで下さい(笑)いつでもお待ちしています。

ん〜・・・あつい!!!!!

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