米づくり日記

風土を考える

2011-08-07 09:42:00

mochi

島米プロジェクトでは加工用に「モチ」を育てています。残念ながら皆様への販売は行っておりませんが、こしひかりやひのひかりと同様に、甑島のくらしの風景や自然環境に配慮して栽培しています。

このモチを収穫して一体何をするかと言いますと・・・そうです。お正月のモチをつくります(笑)そのままですね。

現在、甑島でもち米を育てる人たちが減っています。最近では、お正月に鏡餅を飾る風習も廃れつつあり、また、スーパーなどでも販売されているのでわざわざ苦労してつくらなくても手軽に購入できてしまいます。(お米もそうですが)

また、甑島には「こっぱもち」とよばれるサツマイモの伝統菓子があります。素朴で、ふるさとのおばあちゃんちに行ったような懐かしい感覚になってしまうお菓子です。※変なクスリは入っていませんのでご安心ください(笑) そのこっぱもちの材料にも、このモチ米が使用されているのです。

サンプル画像


いっぺんに沢山の量をつくることができず、今年度分のこっぱもちは島内で既に完売してしまいましたが、徐々に生産量をあげて、近いうちに甑島のおみやげとして売り出したいと思います。今は、その底上げの段階です。

今後、甑島の素材を利用して商品開発をしていくなら、パッケージなどの目に見えるもののデザインだけでなく、目に見えにくい新たなものへの(暮らし方の)提案が必要な気がしています。その両方のバランスを保ちながら、島の小さなサイクルをまわしていけるひとつになりたいなと島米プロジェクトでは考えています。

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