米づくり日記

白いごはんと海

2011-06-12 13:09:54

塩水選

まだ、サイトがオープンしてから間もないのですが、たくさんのご予約を頂いております。ありがとうございます。私たちの米づくりは、集落から徒歩1分のところにある甑島の海(西の浜)から塩水を汲んでくることから始まります。そこへ鹿児島県産のヒノヒカリの種籾(たねもみ)を投入していきます。海水は、塩分濃度が高いために、軽いものは浮いてきますよね。この原理を使ってしっかりと中身の詰まった種籾だけを選別しているんです。時間はかかりますが、ひとつひとつ丁寧に手作業で行っています。

こうして自分が米づくりを始める前は、食卓に並ぶ白いごはんと甑島の海が繋がることなどありませんでしたが、自分自身がお米をつくる立場になり、初めて甑島の海と白いごはんとの関係がわかるようになったのでした。お米のおいしさは、海が美しいだけではなく、山が美しいだけではなく、水が美しいだけでもなりません。「美味しい」とは、文字通り「美しい」「味」であり、そのすべての美しさが一粒のお米となっていくということが、本当の美味しさなんじゃないかと僕らは思うのです。もちろんお米、それ自体のおいしさは追求していかなければなりません。しかしながら、おいしさを追求した時、それは甑島の美しい自然環境をも求めていくことに繋がっていくのです。ですから、皆様には僕らのつくったお米を食べる時、そこに甑島の自然、甑島の生き方を感じてもらえるようなお米を育てていきたいと思います。

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